和裁士さんの仕事道具を見せてもらいました♪♪
和裁士さんの仕事道具を見せてもらいました。
手芸道具とは全然違って、専門的なものが多いです。
まず、 一級技能検定合格証(一級和裁技能士)・一級技能士章・職業訓練指導員免許証を見せてもらいました。
一級和裁技能士って、厚生労働省の国家資格なんだそうです!!
鯨尺
これは和裁用のものさし。
着物のサイズはすべて尺で測られるので、専用のものさし「鯨尺」を使います。
1尺=約37.87cm
ちなみに、大工さんが使うのは曲尺(かなじゃく)で1尺=約30.30cmと長さも違います。
へら台
下にひいてある台紙のようなものを「へら台」と言います。
和裁サイズのへら台でしるし付けの時に、跡がつきやすくするために使います。
コテ
シワを伸ばしたり、しるし付けの時につかうアイロンのようなもの。
釜の中に熱源があり、一定温度にたもっています。キセ折りや縫いしろを押さえたりするときにも使います。
柄合わせした裏にコテでしるしを付けます。
文鎮
コテを使うときに、ピンッ!張るときや、冷やすのに使うもの。
くけ台
くけ台には針山・かけはりがついてて、この上に座って仕立てをします。
←座布団敷いてこんな感じに。
かけはり
かけはりは、折りすじをつけるときや、運針の時に布がたるまないようにするためや、縫った糸を抜くときにも使います。
針
着物の生地に合わせて絹針を使います。
浴衣はもめん針を使います。
←針の持ち方
指ぬき
右手(針を持つ手)の中指、第一関節・第二関節の間にはめます。
和裁の運針(縫う)技術には欠かせない道具の1つです。
糸
糸も針と同じく絹糸です。
カード巻きと丸巻きの糸があります。
色もたくさん種類があって、着物の色に合わせて使い分けています。
←糸のサンプル
つりあい
着物をかけて、仕立て上がりの確認をします。
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