着物お役立ちコラム

お宮参り・七五三の子供の着物(一つ身・四つ身)

お宮参りや七五三などで子供が着物を着ることがあります。愛する我が子のお祝いですから、しっかりとこなしたいですよね。ただ、着られる期間というのは限られてきますから、仕立てるかということは悩むと思います。



うちの子も七五三の時に着物を着ましたが、普段は着ないものなので、珍しがってとても喜んでいました。鏡で自分の着物姿を見てにやにやしていました。写真に撮られるのも喜んでいてモデルさんのようにいろいろなポーズをとってはしゃいでいました。



このように、子供にとって着物を着るチャンスはなかなかないものなので、着せてあげると、そのこと自体が楽しい想い出として残るという意味でも、ぜひ子供に着物を着せてあげたいものです。


子供の着物の種類


子供の着物には一つ身と四つ身があります。どのように違うかというと、裁ち方が違います。(ちなみに二つ身や三つ身、五つ身もありますが、最近ではあまり着られないので割愛します...。)


一つ身・・・赤ちゃんから2歳ぐらいまでに着るもので「小裁ち」と言います。赤ちゃんのうちは付け紐をつけて帯の代わりに結びます。歩き始めたら肩上げと腰上げをします。


四つ身・・・3歳から8歳ぐらいまでに着るものです。身丈の4倍の布を縫い合わせて作ります。子共の成長に合わせて肩上げや腰上げをして丈や幅を調節します。


特に、女の子の場合は七五三は3歳と7歳の時にあるので、一つ身で仕立ててしまうと7歳の時に着られなくなってしまう、ということが起こります。



ですが、お宮参り用に購入した初着を仕立て直すことが出来ます。着物はそうやって手直ししながら着られるのが嬉しいですよね。


着つける時はあまり大人っぽくならないよう、可愛らしさを出すようにしましょう。肩上げや腰上げをたっぷりとると可愛らしい印象になります。また、着崩れないようにしっかり着付けてあげるようにしてくださいね。


お宮参り・七五三などで子供が来た着物も不要だと思えば買取店にて査定をしてもらうことができます。七五三は子供にとっては大事な想い出です。着物を着たということも子供ながらに印象深い出来事でしょう。ただ、正直な話をしてしまえば、大人になれば七五三で着物を着た記憶はほぼ無くなる子が多いとは思います(笑)私の場合も、七五三の時の写真は今でもアルバムに残っているので、「こういう着物を着たんだー。」というのは分かりますが、記憶は全く残っていません。


であれば、お宮参り・七五三の時の着物を売ってしまっても、別に想い出までも売っていることにはならないんじゃないかな? とは思います。このへんの感覚は人それぞれですよね。ずっと箪笥にしまっておいてあげたい方はそうすればよいと思いますし、どうせもう着ない着物なんだから、たいした金額にならなくても買い取ってもらったほうが場所もとらないしいいか、という方は売れば良いと思います。




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